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はじめての注文住宅Q&A
ここでは、注文住宅を建てるときに施主が疑問に感じる事項として多いものをピックアップして回答しています。
今さら聞けない注文住宅のクエスチョン
Q.注文住宅を建てたいけど、まず何から始めればいい?
A.土地を持っていなければ不動産会社で探すのも一手ですが、最近ではハウスメーカーも土地を提供していたり、一緒に探してくれるケースが増えています。こうしたハウスメーカーを何軒か回って、一緒に相談することから始めるのも良いでしょう。
できれば、地元に根差しその土地を知り尽くしている会社のほうが、そのエリアで住みよい家づくりができると思います。
Q.注文住宅って高くないの?
A.注文住宅のメリットは、予算に応じて自分の希望をかなえた家を手に入れられること。建材や設備も自由に選べるので、こだわりたい部分にはお金をかけ、お金をかけなくてもよいところは徹底してコストダウンすることで、建売住宅よりも安くなることもあります。
Q.建物以外にかかる諸費用はどれくらい?
A.諸費用には、印紙や各申請費用など必ず発生するものと、造成や地盤補強など条件によっては必要となるものがあります。またローン手数料や火災保険料などは、会社や種類によって金額が変わります。諸費用は、一般的に土地と建物価格の1割程度かかるといわれていますが、上記のようにさまざまな条件によってかわってきますので、不動産会社やハウスメーカーに試算してもらうとよいでしょう。
Q.施工期間は、どれくらいかかるの?
A.建物の仕様や土地条件などによっても変わってきますが、一般的には、40坪前後の2階建ての建物で約4カ月かかるといわれています。これに、事前の打ち合わせや建築確認申請期間などを含めるとトータルで約7カ月の工期が必要です。
Q.外断熱工法なら結露が発生しないって本当?
A.外断熱工法とは「壁体内結露」が発生しない工法です。つまり、壁の中で生じる結露によって壁の耐久性を損ねるおそれがない、というのが外断熱工法のメリット。これに対して、冬の寒い日に鍋料理などをして窓ガラスの表面が結露する「表面結露」は生じる可能性があります。
Q.地鎮祭や上棟式では何をするの?
A.地鎮祭とは、神社やお寺に依頼して、その土地をおはらい清め、工事の安全と家内息災を祈願するものです。上棟式も同じようなことをしますが、屋根の上からもちまきをする光景を見たことがある方も多いのではないでしょうか。最近は、費用と手間がかかるので見かけることも少なくなっていますが、要は家を建てる工程で記憶に残る記念行事。せっかくですから、行ってみるのもよいと思いますよ。
Q.ZEH住宅とは?
A.ZEH住宅とは、省エネをした上で、エネルギーを自給自足することで、消費エネルギーゼロ以下を目指した住宅のことです。
家の外皮を高断熱にし、省エネできる高性能設備を導入し、太陽光発電や蓄電池などを組み合わせて実現させます。
Q.注文住宅で後悔しないためのポイントは?
A.実際に完成した後の家で生活するイメージをしっかり固めておくことが大切です。そうすれば自然と必要な間取りや設備が見えてくるので、完成した後に後悔することがなくなります。
また、理想の住まいのイメージを明確化するためには、モデルハウスや見学会に積極的に参加するといいでしょう。依頼する業者も自分の希望と照らし合わせて選ぶことが大切です。
Q.注文住宅を建てる時の間取りのポイントは?
A.間取りは大きく生活に関わってくるポイントです。それぞれの部屋の過ごし方や動線・日当たりなど、立地の状況や家族の要望、工務店からのアドバイスなど、いろいろな条件をじっくりと考慮すれば最適な間取りがわかってきます。
Q.戸建ての注文住宅でも防音対策は必要?
A.例え戸建てであっても、家の外からの騒音や室内の生活音に悩まされることがあります。注文住宅を建てる場合、外壁の素材や間取りなどから、充分な防音対策を行う必要があります。
Q.注文住宅でのシロアリ対策はどうしたらいい?
注文住宅でシロアリの被害を回避するには早期発見ができる点検しやすい設計にしたりシロアリ対策工事をしたりすることがポイントです。シロアリの生態を知っておくことも対策をする上では大切です。
Q.家庭内事故ってどんなものがあるの?防ぐにはどうしたらいい?
家庭内事故は階段や浴室などでの転落から食べ物をのどに詰めた時の窒息・気温差の大きい場所を移動した際のヒートショックなどがあります。間取りや小物で工夫したり子供や高齢者の様子をよく見ておくことなどで防ぐことができます。