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北九州市はどんなところ?住みやすさについて
北九州市の特色は?
北九州市の特徴
北九州市は、九州の最北端に位置し、日本海に面しています。
関門海峡を挟んで本州と接し、九州の玄関口として栄えた歴史があります。
明治時代には世界遺産にも登録されている八幡製鉄所が、昭和以降は北九州工業地帯として、日本の産業の発展に寄与してきた産業都市です。
人口は、九州地方では福岡市に次ぐ二位で約94万人、世帯数約43万世帯の、政令指定都市です(2020年3月現在)。
北九州市は、都会的な面と自然豊かな面を合わせ持つ、大人にも子供にも暮らしやすい街です。
地震が発生する大陸プレート境界から外れた地域にあり、地震が起きにくいため、住む場所としては魅力的です。
北九州市のイベント・見どころ
市内最大の祭り「わっしょい百万夏まつり」、県下有数の祭り「小倉祇園太鼓」、日本三大港祭りの一つ「門司みなと祭」、「関門海峡花火大会」などのお祭りがあります。
観光名所としては、本州と九州を結ぶ全長1,068mのつり橋「関門橋」、「小倉城」、桜や紅葉の名所「河内貯水池」、北九州の街を展望する「皿倉山」などがあります。
北九州市の交通インフラの良さ
日常生活で最も利用する交通手段は、自家用車やバス、それにJRやモノレールです。 バスには、西鉄バスと市営バスがあります。
西九州を縦断するJR「鹿児島本線」と、東九州を縦断するJR「日豊本線」の2大幹線が、北九州市の中心駅である小倉駅から始まっているので、九州のどこに行くのも便利です。
博多駅へは、在来線で約1時間、新幹線では15分で着きます。
高速道路は、北九州市内を走る「北九州都市高速」、門司から鹿児島を結ぶ「九州自動車道」、福岡〜大分〜宮崎〜熊本〜福岡を循環する「東九州自動車道」があり、北九州市のどのエリアに住んでいても、インターチェンジまで車で10分以内で行けます。
また、遠隔地への交通の利便性も抜群です。新幹線を使うと、小倉駅から新大阪まで2時間余り、東京まで4時間40分、鹿児島中央まで1時間半で行けます。
空の旅では、北九州空港がありますが、同じくらいの時間で行ける福岡空港の方が、圧倒的に便数が多く、福岡空港は国際空港でもあります。両空港から羽田空港までのフライト時間は1時間半です。
門司港からは、大阪、神戸、東京などへ、フェリーも出ています。
北九州市の子育て環境
子供を預けたい人と預かりたい人を結び、地域で子育てを支える事業を展開する、中学生までの子供は動物園や水族館、博物館など多くの施設が無料になるなど、市の子育て支援が充実しています。
小児救急体制
北九州市には、24時間365日の小児救急を実施している「小児救急センター」「国立病院機構小倉医療センター」の他、夜間・休日の小児救急を実施している5つの病院や診療所があり、小児救急の医療体制が充実しています。
万一、幼い子どもの急な発病やけがが起こってしまっても安心です。
放課後児童クラブ
放課後児童クラブは、放課後に児童が利用できる学童保育クラブで、小学校区ごとに設置されています。低学年や留守家庭の児童に限らず希望する全ての児童が利用できます。
2020年7月現在、132ヶ所の放課後児童クラブに12,923人の児童が登録しており、保護者負担金は月額4,000~8,000円です。
金額は各クラブによって異なります。生活保護を受けている世帯と市県民税が非課税の世帯を対象に、保護者負担金の一部を助成する制度もあります。
助成額は、生活保護世帯では利用料金の100%(月額5,000円を上限)、市県民税非課税世帯では利用料金の50%(月額2,500円を上限)です。
※参照元:『北九州ライフ』放課後児童クラブ(学童保育クラブ)
※参照元:『北九州市公式』放課後児童クラブ(学童保育クラブ)
駅の近くにある室内施設
駅の近くには子育てを応援してくれる大きな室内施設があります。JR小倉駅からよりペデストリアンデッキ(動く歩道)で徒歩5分の場所にある、北九州市立子育てふれあい交流プラザ内「元気のもり」は、約1,500m2のプレーゾーンに12の遊び場がある遊び場・子連れスポットです。
主に生後6ヶ月から小学校就学前までの乳幼児を対象とした施設です。利用料金は、子ども:100円、大人:200円と安価で、ファミリーパスポートを使えばさらにお得に利用できます。(ファミリーパスポートは1年間で3,000円の登録料が必要です。)
JR黒崎駅すぐの場所にある「北九州市立子どもの館」は、主に小学生以上の子どもを対象とした施設です。世代や地域を超えたさまざまな交流の拠点施設であり、幅広い年齢の子どもたちが楽しめる施設になっています。
キッズハウスやボールプールの他、手作り体験ができる遊び工房、子どもの一次預かり室などもあり、子ども連れの親子が安心して過ごせるよう、コーナーや設備も工夫されています。
子ども図書館
北九州市立子ども図書館は、平成30年12月22日開館した18歳以下の子どもを対象とした図書館です。世界104ヵ国90言語の絵本が所蔵されています。また、本のすばらしさや楽しさを子どもたちに知ってもらい、読書の習慣を身に着けてもらえるようなサービスがいろいろあります。
例えば、市内在住もしくは市内に通学していて18歳以下であれば読書通帳の作成が可能です。いつどんな本を読んだか、何冊読んだかなど、読書履歴を残しながら楽しく本を読み進められます。
親子ふれあいルーム
「親子ふれあいルーム」は、子育中の不安を解消し、子どもの健全育成を目的として、子育中の親とその子ども(概ね3歳未満の乳幼児)が気軽に集い。相互交流を図る場として区役所や公共施設、児童館などに開設されています。
区役所等に設置された親子ふれあいルームでは、専任スタッフが常駐し、子育て相談や講座の開催、子育て関連情報の提供などを行っています。
赤ちゃんの駅
北九州市は全国で初めて民間事業者と協力して、赤ちゃんの駅事業を行っており、市内459ヶ所(令和2年3月末現在)に赤ちゃんの駅を設置しています。
赤ちゃんの駅とは、授乳もしくはオムツ替えのための場所を提供してくれる駅のことで、両方を提供している駅もあります。授乳やオムツ替えが気軽にできるので、乳幼児の子ども連れでも安心して外出できます。
北九州市の物価
北九州市は、全国の県庁所在地と政令指定都市の中で最も物価が安い市です。
地価は東京の約10分の1で、交通などの利便性が高いわりに、家賃が安いことが魅力です。
北九州市の治安
北九州市で一番多い犯罪は窃盗ですが、粗暴犯罪や凶悪犯罪も起きています。
北九州市の中でも比較的犯罪率が高い区は、小倉北区、小倉南区、八幡西区です。