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北九州市で得られる住宅の補助金は?
注文住宅を建てる際に、悩みの種となるのが予算について。ここでは、北九州市で注文住宅を建てる方におすすめの、補助金や減税制度について解説いたします。
認定低炭素住宅
厚生労働省が行う「認定低酸素住宅」の減税等の申請を、北九州市を通して行うことができます。
認定低炭素住宅とは?
その住宅での生活や活動に伴って発生する、二酸化炭素の排出量を抑制するような対策が取られている住宅のことをいいます。
認定低炭素住宅の認定基準は?
必須項目
国が定めた一次消費エネルギーの省エネの基準値より10%以上省エネした家にすること。
選択項目
次の4つがあります。このうち、いくつかの項目を満たす必要があります。
- 「エネルギー使用量の『見える化』など居住者の低炭素化への行動を促す取り組み」
- 「木材など低炭素化に役立つ材料を使う」
- 「節水型機器や雨水利用など節水への取り組み」
- 「敷地や屋上・壁面緑化などヒートアイランド抑制への取り組み」
※参照元: 『イノスグループ』実は狙い目!?認定低炭素住宅とは?
※参照元: 『北九州市公式サイト』低炭素建築物の認定
認定されると受けられる優遇措置は?
2つの所得税減税
- 住宅ローン減税の最大減税額が普通は400万円のところ、500万円に引き上げられます。
- 認定低炭素住宅を建てるために、通常の住宅を建てる場合よりも多くかかった費用の10%を所得税額から控除されます(最大減税額65万円)
登録免許税の減税
不動産を登記する時に課税される、登録免許税の税率が、普通は、0.15%~0.3%のところ、0.1%に引き下げられます。
容積率の特例
低炭素化に役立つような、蓄電池、蓄熱槽等の設備を設置するために必要な床面積は、容積率の計算に入れなくてもよいことになっています。
※参照元: 『スゴい住宅ローン探し』「住宅ローン控除(減税)」の基本と計算方法 | はじめての住宅ローン
※参照元: 『北九州市公式サイト』住宅借入金等特別税額控除(住宅ローン控除)について
住むなら北九州 定住・移住推進事業
北九州市は、市内への定住・移住者等に補助金を出す事業を行っています。
この事業の大きな柱は次の4つです。
子育て・転入応援メニュー
補助額は、家賃2ヶ月相当分。20万円を上限としています。
新婚世帯や子供が3人以上いる世帯には、家賃3か月相当分を支給しています。この場合、上限は30万円になります。
対象となるのは、申請者が39歳以下で、市外に1年以上居住していた、2人以上の世帯です。
新生活応援メニュー
補助額は、家賃2ヶ月相当分です。上限は10万円です。
対象となるのは、「大学や高校などを卒業して3年以内か卒業見込みで、申請者が29歳以下の1人の世帯」、もしくは、「市が定めるU・Iターンを応援する企業に就職するため市内に転居する1人の世帯」です。
定住・移住促進支援メニュー
補助額は、世帯人員1人あたり15万円で、上限は50万円です。
対象となるのは、「世帯人員2人以上の世帯」や、「親と同居または近居のため市内に転入する50歳未満の1人の世帯」、もしくは「申請者が39歳以下で、少なくとも夫婦のどちらかが市内に居住し、市外に勤務している2人以上の世帯」です。
社宅建設支援メニュー
補助額は、1戸あたり50万円ですが、単身向けは1戸あたり15万円です。1企業1年度あたり100戸が上限です。
対象となる企業は、「市外から転入する従業員のための社宅を新設する企業」、「市内または市近郊に事業所等を新設・増設により新規雇用者のために社宅を新設する企業」で、法人であること、良質な社宅の新設を行うことが補助の要件です。
対象となる社宅は、企業が直接運営している、1棟20戸以上の社宅です。
国や他の地方公共団体から補助を受けていないことが要件です。